JAPANTEX2024レポート

イベント 業界情報

最新インテリアトレンド サステナブルへの思いを内外に発信

 国際インテリア見本市「JAPANTEX2024」(主催:一般社団法人日本インテリア協会など)は11月20~22日、東京ビッグサイト東4ホールで開かれ、来場者は3日間で約8,450人であった。Japan Home Showなど同時開催展を含めた合計人数は約3万9,300人。
 JAPANTEX単体の来場者数は微減したものの、他展からの来場も多かったと見られ、一定の賑わいは各所で感じられた。
 インテリアのプロが華やかに競演した目玉企画「ウィンドウズパラダイス」をはじめ、出展各社の新商品・サービス等、見所はたくさんあった。施工への関心も高く、ジェイシフ全国技能競技大会やロールカーペット施工実演(日本カーペット工業組合主催)には人だかりができていた。
 今年は初の試みとして、会場通路などにタイルカーペットを敷き込んだ(=左写真)。会場全体の雰囲気が上質なものとなり、「さすがインテリアの展示会」との声も。
 そのタイルカーペットは展示会終了後、回収・リサイクルに回された。インテリアトレンドだけではなく、環境・サステナブルに対する真剣で強い思いを内外に発信した展示会となった。
 会期最終日は、若い学生達が多く来場。真剣な眼差しで商品や展示パネルを見つめてメモをとる姿、壁紙やタイルカーペットの施工体験を一生懸命にしている光景は、インテリア業界の明るい未来を感じさせるものであった。

ウィンドウズパラダイス
セミナーも盛況
ジェイシフ全国技能競技大会

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